任意保険にはどんな種類があるか

任意保険にはどんな種類があるかというと、主に下記の7種類があります。

1.対人賠償保険
他人にケガをさせてしまったり、死亡させてしまった場合を対象とした保険。
2.対物賠償保険
他人の車や壁、ガードレールなど、物を破損させてしまった場合を対象とする保険。
3.自損事故保険
他の誰も巻き込まずに、自分だけで起こした単独事故の場合に適用される保険。
4.無保険者傷害保険
相手が対人賠償保険に加入していない場合や、加入していても保険金が少なく、賠償金を支払う能力が無い場合に適用される保険。
5.搭乗者傷害保険
運転手を含む、すべての同乗者を対象とした、ケガや死亡した場合に支払われる保険。
6.車両保険
自分の車が破損した場合を対象とした保険。
7.人身傷害補償保険
ケガをした場合の治療費等を、自身の過失部分も含めて全額負担してもらえる保険。

自賠責保険の特徴とは

(1) 自動車の運行によって他人を死傷させた場合の人身事故による損害について支払われる保険(共済)であり、物損事故は対象になりません。
(2) 支払限度額は、被害者1名ごとに定められています。1つの事故で複数の被害者がいる場合でも、被害者の支払限度額が減らされることはありません。
(3) 被害者は、加害者の加入している損害保険会社等に直接、保険金(共済金)を請求することができます。
(4) 当座(治療費等)の出費にあてるため、被害者に対する仮渡金制度があります。
(5) 交通事故発生において、被害者に重大な過失があった場合にのみ減額されます。